[ ICT ]
(2016/5/27 05:00)
(ブルームバーグ)米グーグルが基本ソフト(OS)「アンドロイド」の開発にプログラミング言語「Java(ジャバ)」のインターフェースを許諾なしで使用したことで著作権を侵害されたとして、同社を相手取って米オラクルが起こした訴訟で、サンフランシスコの連邦地裁の陪審は26日、グーグルの利用は米著作権法の下での「公正使用」(フェアユース)に該当すると判断し、オラクルの主張を退けた。
オラクルは控訴する予定だが、法律専門家によれば陪審評決を覆すのは難しい見通し。
オラクルはグーグルがアンドロイドの30億台強のアクティベーションにより210億ドル(約2兆3000億円)の利益を得たと主張。88億ドルの損害賠償に加え、失ったと主張するライセンス収入4億7500万ドルの支払いを求めていた。
(2016/5/27 05:00)