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[ 環境・エネルギー ]
(2016/7/1 05:00)
太陽電池メーカーが“ポスト・FIT(再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度)”へ動きだした。パナソニックは100人を配置し、地方の住宅メーカーのゼロエネルギーハウス(ZEH)開発を支援する。京セラは太陽光発電による地域活性化を自治体などに提案、三菱電機は太陽光発電の電力の自家消費を訴求する。FITは1日で導入5年目に入った。売電価格の低下や政府のZEH推進を受け、新たな提案で需要を掘り起こす。
パナソニックは専門部署「住宅エネマネ市場開発センター」でZEH開発を支援する。作ったエネルギーで消費エネルギーを相殺するZEHを標準化する国の方針で、新築住宅は太陽光パネル搭載が必須となる。地方の住宅メーカーのZEH販売を後押しし、パネルの需要を確保する。
京セラは自治体や企業と交渉する専門部隊を置いた。電線を敷設して太陽光発電の電力を地域で使うマイクログリッド、複数電源を束ねて一つの発電所の...
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(2016/7/1 05:00)
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