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[ 医療・健康・食品 ]
(2016/7/6 05:00)
医療機器各社が、北米で販売・サービス体制の新設、拡充に乗り出す。テルモはカテーテルなどの販売人員を2016年中に約2割増やし、医療機関への提案力を高める。オリンパスは内視鏡の修理拠点を17年度に新設し、大型拠点2拠点体制としてサポートを充実させる。日立製作所は医療ITの専任部隊を設置した。米国は世界の医療機器市場の4割を占める巨大市場。各社は成長地域へのシフトを明確にする。
テルモは米国で製品販売や新たな手術方法の普及を支援するトレーニングスタッフなどを増員する。現在、カテーテルで約150人、ニューロバスキュラー(脳血管治療)で約100人がいるが、これを各20―30人増やす。米国での拡販をにらみ、カテーテル生産拠点である愛鷹工場(静岡県富士宮市)でもカテーテル開発全般を手がける技術者を約100人増員する。
オリンパスは内視鏡の修理拠点を米国に新設する。現在は、米カリフォルニア州サンノゼ...
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(2016/7/6 05:00)
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