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【電子版】先週の注目記事は?(解説つき)

(2016/7/19 05:00)

■ランキング・ベスト10(7/11~7/17)

1位 文科省、科研費に大型助成新設−1件2000万円、独創的研究後押し

2位 ソニー、3Dプリンターで部品量産−射出成形機並みの造形可能に

3位 日本飛行機、最新ステルス戦闘機「F35」の射出座席整備に参画

4位 東芝、中国で原発ビジネス拡大−受注目標50件、WH技術で周辺設備にも意欲

5位 富士電機、電力制御機器の設備投資で国内に重点配分−神戸に新工場棟

6位 東芝、中国向けスマホで半導体メモリー好調−4―9月期営業利益、上振れ見通し

7位 不二越、5年以内めどサービスロボに参入−20年売上高7.5倍へ

8位 経産省、水インフラ管理にIoT−日立などと実証

9位 ANA、ボンバルディアDHC―8―Q400を3機導入

10位 第46回機械工業デザイン賞/経産大臣賞に堀場製作所と横河電機

■解説:日本飛行機、最新ステルス戦闘機「F35」の射出座席整備に参画

「パリ国際航空ショー」と隔年開催の「ファンボロー国際航空ショー」がロンドン郊外のファンボロー空港で11日から17日まで開かれた。何より日本関連の注目ニュースは、三菱航空機が、スウェーデンの航空機リース会社から国産小型ジェット旅客機「MRJ」20機の受注を発表したことだろう。航空機の本場でありながら、新規参入企業に対して保守的と言われる欧州での初受注。そのMRJは今月下旬、型式証明取得に向け米国での試験飛行に入る。一方、ファンボローには日本の中小の出展も目立つ。海外受注は「外国語などでのドキュメントづくりなどを含め、実際には収益を上げるのが難しい」(航空部品加工を手がける中小メーカー)という話もあるが、受注実績は技術力の証でもある。次の成長市場として盛り上げていきたい。

(2016/7/19 05:00)

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