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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/8/2 05:00)
(ブルームバーグ)米配車サービス会社ウーバー・テクノロジーズは滴滴出行への中国事業売却で合意したことで、新規株式公開(IPO)へと大きく前進した。
ウーバーのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)はIPOまで可能な限り長い時間をかける計画だと述べていたものの、事情に詳しい複数の関係者が7月に 明らかにしたところによれば、中国での損失による圧迫が先延ばしの主因の一つだった。別の複数の関係者によると、ウーバーは中国市場でシェア1位の滴滴出行を追撃するため年間少なくとも10億ドル(約1030億円)を支出しており、同国での損失は既に20億ドルに達した。
カラニックCEOは中国事業売却に関する1日のブログで、「当社と滴滴出行は中国に数十億ドル投資しているが、両社とも同市場でまだ黒字化できていない」と述べた。ブルームバーグは同ブログの内容を事前に入手した。ウーバーの中国事業売却には当局の認可が必要。
原題: Uber’s China Deal Moves Ride-Hail Giant a Step Closer to IPO (1)(抜粋)
(2016/8/2 05:00)