優秀経営者賞

(2024/12/24 05:00)

光陽産業社長・大山健二郎氏

《受賞理由》1926年創立の光陽産業は都市ガス・液化石油ガス(LPG)用のガス栓やバルブなどで高いシェアを誇る。大山健二郎社長は2016年に就任し、給水用継ぎ手や車両用バルブなどの新領域も開拓し、売上高を大きく伸ばした。

《喜びの声》創立100周年を前に栄誉ある賞を受賞でき大変光栄です。社員やお客さまをはじめ関係者のお力添えによるものであり、感謝申し上げるとともに、大変身の引き締まる思いです。今後も賞に恥じることのないよう、社業にまい進して参ります。 (東京都品川区)

サン工業社長・川上健夫氏

《受賞理由》サン工業は多種多様のメッキに対応できるのが大きな強みで、業界で「駆け込み寺」として特異な存在感を放つ。1998年にトップに就いた川上健夫社長は顧客対応の強化と、そのための技術者育成を精力的に進めている。

《喜びの声》このたびの受賞は社員をはじめ地域の皆さまの支えのおかげであり感謝に堪えません。またお客さまに弊社の技術を見いだしていただいたからこそ今があると思っています。今後もメッキを通じて業界の発展、社会・地域貢献に尽力して参ります。(長野県伊那市)

木田バルブ・ボール社長・木田浩史氏

《受賞理由》木田バルブ・ボールはボールバルブ用の弁体ボールを主力とする。インフラ関係向けのほか、高い品質が評価され医療分野にも進出。木田浩史社長は2010年に就任し、ロボット生産ラインの導入を進めるなど生産性向上に取り組み収益力を高めた。

《喜びの声》6月に創業60年を迎えました。経営理念は「従業員の物心両面の幸福の追求、バルブ産業をはじめとするあらゆる産業分野に貢献する」です。このたびの受賞は経営理念を追求してきたことの証と考え、心から感謝申し上げます。(大阪府東大阪市)

コタニ会長・小谷正博氏

《受賞理由》鍛造メーカーのコタニは小谷正博会長が1970年に創業した。後発ながら温間鍛造プレスによるベアリングの量産を実現するなど新工法を相次ぎ開発し確固たる地位を築いた。鍛造生産トン数は業界トップクラスを誇る。

《喜びの声》創業55周年を迎える節目にこのような賞をいただき、大変光栄です。鍛造業の厳しさに直面しながらも、創業から走り続けてきました。共に頑張ってくれた社員に感謝しかありません。今後も独自のモノづくりや地元地域への貢献に努めて参ります。(兵庫県加西市)

対松堂会長・田中寛孝氏

《受賞理由》江戸時代末期に創業した薬屋がルーツの対松堂。現在は電子回路実装基板の設計・製造を主力とする。田中寛孝会長は中国とベトナムに進出するなどグローバル化を加速。M&A(合併・買収)にも取り組み、事業を拡大させた。

《喜びの声》名誉なことで素直に喜びたい。外部の方々からこのように評価されることが初めてなので、大変うれしく思っている。経営者の末端に席をおいてから30年以上が経過した。さまざまなことがあったが、周囲の皆さまに支えられ、恵まれてきたと感じている。(愛知県豊川市)

土佐電子社長・辻韶得氏

《受賞理由》土佐電子は辻韶得社長が1985年に創業。電子部品や電子回路基板、液晶表示機器などを手がける。ベトナムに生産拠点も構えコスト競争力を高めるなど事業を拡大。ベトナムとの交流でもさまざまな活動を展開している。

《喜びの声》大変栄誉ある賞をいただき、誠に光栄に存じます。お力添えいただいたお取引先さま、共に歩んできた社員の皆さんに感謝申し上げます。今後も日々変化していく時代に対応したモノづくりを通して、社会や地域の発展に貢献できますよう尽力して参ります。(高知県土佐市)

津根精機会長・津根良孝氏

《受賞理由》津根精機は金属切断機や鋸刃研削盤などを手がけ、金属切断分野では世界有数の総合メーカー。津根良孝会長は1998年に3代目の社長に就任し、開発力の強化やアフターケアの充実を図る一方、事業のグローバル化を進めた。

《喜びの声》創業108年を迎え、このような名誉ある賞をいただき大変光栄で非常にうれしいです。この受賞は私個人の力ではなく、お客さま、仕入れ先さま、協力会社さま、そして社員皆さまのおかげであります。ますます精進し、地域に根ざした会社を目指して参ります。(富山市)

FSX社長・藤波克之氏

《受賞理由》FSXは、おしぼりの製造・レンタルを手がける。藤波克之社長は2013年に社長に就任。国内だけではなく、日本の「おしぼり文化」を世界にも広めようと、抗ウイルス・抗菌の使い切りおしぼりを海外市場にも投入するなど事業拡大を狙う。

《喜びの声》全国数々の優れた企業経営者の方々とともにこのような賞をいただくことができ、大変うれしく、関係者の皆さまに感謝申し上げます。これからも従業員とともに、新しい風を吹かせられるよう、頑張って参ります。(東京都国立市)

化研テック社長・堀薫夫氏

《受賞理由》化研テックは電子部品実装用のフラックス洗浄分野で洗浄剤と洗浄装置を手がける。堀薫夫社長は1997年に就任。それまで有機溶剤の製造販売がメーンだった同社を研究開発型メーカーへと発展させた。

《喜びの声》中小企業の2代目として乏しいリソースの中、若手社員と共に率先垂範でゼロから新規事業を創出してきました。中小への冷たい目に悔しい思いもしましたが、開発型企業として認めてもらえるよう執念で経営を続けてきました。その意味で今回の受賞は感無量です。(大阪府交野市)

(2024/12/24 05:00)

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