(2024/12/30 17:00)
JPXの山道CEO「企業価値向上が図られるための環境整備に努める」
2024年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比386円62銭安の3万9894円54銭で終えた。1989年12月末の3万8915円を上回り、年末での史上最高値を35年ぶりに更新。大納会では、東京証券取引所を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)が、25年に向けて「上場企業と投資家との建設的な対話を通じて企業価値向上が図られるための環境整備に努める」と話した。
株価は年末での史上最高値を更新したものの、前週末、5カ月ぶりに回復した4万円台は割り込んだ。東京株式市場は、日本経済の脱デフレなどへの期待と、米トランプ新政権の経済政策や、日本企業の業績などへの懸念が交錯する中で新たな年を迎える。
(2024/12/30 17:00)
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