[ 機械 ]
(2016/9/1 05:00)
日刊工業新聞社は7―9日に、「難加工技術展2016」「表面改質展2016」をパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催する。両展では高付加価値製品を支える最新の難加工技術や表面改質技術を一堂に展示。難加工技術展は試作加工受託ゾーンを含む75社・団体が、表面改質展には30社が出展する。開幕を前に出展者の最新製品や技術を紹介する。(上)は難加工技術展編、(下)は表面改質展編。
【ネジの高山/各種難削材加工品を展示】
ネジの高山(東京都葛飾区、03・3603・0831)は、インコネルやハステロイを中心とした難削材の加工を得意とする。今回は各種難削材加工品を展示する。自社工場ではNC(数値制御)旋盤14台、マシニングセンター3台を導入して難削材を中心に加工を行うほか、製品から品質管理まで一貫したサービス提供が特徴。
【ノリタケカンパニーリミテド/難削材対応の超硬丸鋸切断機】
ノリタケカンパニーリミテドの超硬丸鋸切断機「シンカットマスター=写真」は、各種鋼材を速く、薄く、高精度に切断することを追求、ユーザーから高い評価を得ている。最新モデルではチタンやニッケル基合金などの難削材切断にも対応、製品歩留まり向上や廃棄量大幅削減を可能にするため、後端残材の短縮化と薄刃に対応した。
【仙北谷/各種加工品や試作量産品出展】
仙北谷(横浜市戸塚区、045・851・2480)は創業以来、設計・製作と加工の省力化に力を注ぎ、試作・単品加工や治工具、金型の設計製作を主要業務として展開している。今回は、3次元複雑形状、微細加工、薄肉品、アンダーカット品などさまざまな加工品のほか、ダイカスト材料からの試作量産品も展示する。
(試作加工ゾーン)
【丹後機械工業協同組合/加盟各社が技術力アピール】
丹後機械工業協同組合ブースでは、加盟するタムラ(京都府京丹後市、0772・64・2896)、ヒロセ工業(同、0772・64・3594)、ミネヤマ精機(同、0772・62・0087)、韋城製作所(同、0772・62・1139)が高精度金属切削部品や各種技術開発品、半導体装置部品、熱間鍛造品などを展示し、技術力をアピールする。
【日双工業/ユニークな切削加工品そろう】
日双工業(京都府宇治市、0774・23・3499)が出展する切削加工部品(写真)は、マシニングセンターで製作したものが中心だが、切削加工とは思えないユニークな形状や工程が分からないような加工品、見た目に楽しくなるような製品がそろう。そのため、設計者や研究者らが抱えるテーマの解決につながるものと期待される。
【不二プラント工業/アルカリ電解水特性を利用】
(2016/9/1 05:00)
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