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[ 機械 ]
(2016/10/28 05:00)
【独ハノーバー=六笠友和】アマダホールディングス(HD)は2018年度に、板金機械の欧州シェアを現在のほぼ倍増の20%に高める。西欧販売を強化してきたが、加えて中・東欧を中心に新規開拓する。チェコには販売会社や駐在事務所などの新設を検討する。連結売上高の約20%を占める欧州事業を拡大し、売上高4000億円を目指す20年度までの経営計画の達成につなげる。
13年に販売会社を設立したポーランドには、実機を使って加工方法を提案する営業施設を17年年初に完成させる。チェコやポーランドなどのほか、スペインとポルトガルも開拓余地があると判断。現地従業員の教育を進めるなどしながら、販売を増やす。
製品戦略は板金の高速切断に向いたファイバーレーザー加工機の種類を拡充する。欧州は加工の速度と品質を両立させたい要望が多い。このため、来春にもこれらに適した高出力モデルを投入する。
すでに同社の最大出力とな...
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(2016/10/28 05:00)
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