- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/10/28 05:00)
ホンダは現在生産する全車両のエアバッグ部品「インフレーター」(ガス発生装置)について、2016年内にタカタ製から他社製への切り替えを完了する。火薬の劣化を防ぐ乾燥剤を使用したインフレーターを含めスウェーデンのオートリブやダイセルなど他社製品を確保した。タカタは最大顧客となるホンダから受注を失うことで、インフレーター事業の縮小を含めた大幅な見直しを迫られる。
ホンダはタカタ製エアバッグの破裂事故以降、他社製インフレーターへの切り替えを進めてきた。現在は運転席側で8%、助手席側で1%未満の生産車でタカタ製インフレーターを搭載する。これらの車種を16年内にモデルチェンジするのを機に、すべての車種が他社製に切り替わる。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とタカタはエアバッグを膨らませる火薬に「硝酸アンモニウム」を採用し、乾燥剤を使用していないインフレーターを段階的にすべてリコール(回収...
(残り:293文字/本文:693文字)
(2016/10/28 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。