[ 機械 ]
(2016/11/7 05:00)
【名古屋】サンドビック(神戸市中央区、辻光英社長、078・265・5311)は、無線によって工具径を調整可能な切削工具「コロボアプラス=写真」を開発した。段取り替えでの径調整を容易にし、生産性を高められる。2017年以降に発売する考え。
コロボアプラスは既存の穴の仕上げに用いるファインボーリング工具に径を変える微小のモーターを工具に内蔵させた。その動きを近距離無線通信規格「ブルートゥース」で制御できるようにし、スマートフォンやタブレット端末からの無線による指示を通した径の自動調整を実現した。
手動で径を調整していた従来に比べ、工作機械に設置したままでの径の変更が可能になり、工具を外してから調整する手間を省ける。17日開催の工作機械関連の展示会に参考出品する。
(2016/11/7 05:00)