[ 機械 ]
(2016/11/7 05:00)
【スター精密/モジュラー生産方式で自動旋盤】
スター精密は同社初のモジュラー生産方式を採用した最新機種「SR―32JII=写真」などスイス型自動旋盤7機種を出展する。会場では、年内をめどに開始予定の工作機械の遠隔監視を可能にするIoT(モノのインターネット)サービスの一環として、7台をLANでつなぎ稼働状況をタブレットやスマートフォンで確認できる実演を行う。
【阿波スピンドル/非破壊・非接触で部品を自動検査】
阿波スピンドル(徳島県吉野川市)は、自動車用部品のスリーブに特化したレーザー傷検査装置「ANA―LYZER SP2」を展示する。赤色半導体レーザーを使用し、非破壊・非接触で円筒内外壁の傷を自動検査する。作業者検査工程に、そのまま置き換えが可能。射出成形機などの金型に簡単に取り付け可能な位置センサーモジュールも展示する。
【小笠原プレシジョンラボ/検査向け高精度マスターギア】
小笠原プレシジョンラボラトリー(神奈川県山北町)は検査用親歯車(マスターギア)を出展する。日本歯車工業会規格「M000級」の高精度歯車(写真)で歯の大きさを表すモジュールが1・0、圧力角20度、歯数50枚。M000級は規格に製作の難しさと測定の不確かさを考慮し、製作者の努力目標とすると注記されている。
【静岡鉄工所/多種少量生産に適した5機種】
静岡鉄工所(静岡市葵区)は、8パレットチェンジャー仕様の超小型門型マシニングセンター「DT―30N/パレットチェンジャーや、溝加工専用の最大直径250ミリメートルのワークに対応するコンピューター数値制御工具フライス盤「SSC―BN=写真」など5機種を出展。多品種少量生産に適した高い作業性や生産性をPRする。
(2016/11/7 05:00)