(2016/11/8 13:00)
【福岡】福岡市は同博多区の博多駅前で発生した道路陥没について、8日10時から会見を開き事故の概要を説明した。冒頭で福岡市交通局の担当者は「近隣住民に影響を与えており、二次被害を防ぎ、再発防止に全力を注ぐ」と説明した。
事故現場は午前5時頃から予兆があり、当時30人ほどが作業に従事していたが、5時10分頃には付近の通行止めを判断した。その後、午前8時半頃には幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルに拡大した。
2年前にも地下鉄延伸工事に関して陥没事故が発生しており、その後、事故防止検討委員会を設け、施工巡視も強化してきた。ただ、今回の事故に関して担当者は「予見できなかった」としており、周辺の建物への影響は「確定的な情報はわからない」としている。
今後に関し、工事の完成時期の時期について「原因を究明している段階だが、現在のところ影響はない」としている。
(2016/11/8 13:00)