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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/11/12 05:00)
三井物産は11日、インドのタタグループなどと共同で、首都デリーと商業都市ムンバイを結ぶ高速貨物鉄道線の一部区間工事を受注したと発表した。受注額は約490億円。2016年内に着工し、20年末ころに完工予定。これにより、同鉄道線に関する三井物産の総受注額は約1640億円となる。
建設工事会社のタタ・プロジェクツ(TPL)、インド鉄道省傘下のイルコン・インターナショナルとコンソーシアム(共同事業体)を組み、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社から受注した。
マハラシュトラ州ジャワハルラール・ネルー港からヴァイタラナまでの区間102キロメートルで、同鉄道線の最南端にあたる。三井物産がコンソーシアムリーダーとなり、イルコンとTPLが土木工事および日本製鉄道レールを使った軌道敷設工事を手がける。
三井物産はTPL、イルコンと共同で、既に同鉄道線の2区間の工事を受注している。これまでの受注実績などが評価され、今回の受注につながったとみている。
引き続き、同鉄道線向けの鉄道メンテナンス機器の供給のほか、同国でのインフラ事業の受注拡大を図る。
(2016/11/12 05:00)