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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/11/25 18:30)
(ブルームバーグ)配車アプリを手掛けるインドの新興企業オラは、自社の評価額を約30億ドル(約3400億円)に大きく引き下げて資金を集めようとしている。事情に詳しい関係者が明らかにした。同業の米ウーバー・テクノロジーズによる挑戦をかわすため、資金確保に動いている。
オラは自社の評価額を引き下げて資金調達を行うインド初の「ユニコーン」企業となる。ユニコーンとは評価額が10億ドル以上の非上場の新興企業。2015年11月に実施した前回の資金調達では50億ドルと評価されており、企業価値がそれから40%引き下げられることになる。
オラはコメントを控えた。インド紙エコノミック・タイムズは先に、オラが自社評価額を引き下げる意向だと報じていた。
関係者によれば、オラは引き続き新規投資家から関心を引き付けている。すでに出資しているソフトバンクグループは今回も資金を出すものの、資金調達を主導することはないと関係者は語った。タイガー・グローバル・マネジメントやDSTグローバル、アクセル・パートナーズ、セコイア・キャピタルなどの投資家がこれまでに出資している。
ソフトバンクの広報担当マシュー・ニコルソン氏(東京在勤)はコメントを控えた。
原題: Uber Rival Ola Said to Be Seeking Funds at 40% Lower Value (1) (抜粋)
(2016/11/25 18:30)