[ 地域経済 ]
(2016/12/10 05:00)
【名古屋】2年に1度のユニバーサルデザインに関する国際会議「第6回国際ユニヴァーサルデザイン会議2016in名古屋」(国際ユニヴァーサルデザイン協議会<IAUD>主催)が、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で9日開幕した。IAUD総裁の瑶子女王殿下は「(ユニヴァーサルデザインの推進を)父で前総裁の寛仁親王のポリシーを受け継ぎ、自分のカラーも出して進めていきたい」と挨拶された。
テーマは「ユニヴァーサルデザインによる共有価値の創造」。製造業の一大集積地である中部圏域での新たな産業創造や、地震などの大規模災害に強い都市基盤の整備、地域再生や観光産業の育成などについて、会議や分科会で意見が交わされた。展示会場では、トヨタの車いすのままで乗降車できるタクシー(写真)などが注目を集めた。会期は11日まで。
(2016/12/10 05:00)