[ 政治・経済 ]
(2016/12/10 05:00)
(ブルームバーグ)ドナルド・トランプ次期米大統領の国務長官候補者として新たにフォード・モーターのアラン・ムラリー前最高経営責任者(CEO)が加わった。トランプ氏のアドバイザー、ケリーアン・コンウェイ氏が明らかにした。
コンウェイ氏がフォックス・ニュースに語ったところによると、ムラリー氏は8日にニューヨークでトランプ氏と会談した。ムラリー氏はフォードの立て直しで手腕を発揮し、同社の破綻を回避した。一方、同業のゼネラル・モーターズ(GM)や、今はフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の一部となった当時のクライスラーはいずれも破綻した。
コンウェイ氏は「これは重要なプロセスだ」と述べ、トランプ氏が「多様な背景を持つ多くの人を歓迎している」と話した。
原題: Ex-Ford Chief Mulally in Mix for Secretary of State, Conway Says(抜粋)
(2016/12/10 05:00)