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[ 金融・商況 ]
(2016/12/16 05:00)
伊藤忠商事は、MYDC(東京都港区)と資本提携し、個人型確定拠出年金事業に参入する。個人型確定拠出年金は、2017年1月の改正確定拠出年金法の施行により、加入対象者が拡大する。伊藤忠は自社の販売網などと、加入者ごとに適した投資商品を自動で提案するMYDCの機能を組み合わせ、主に年齢が20―30代の投資未経験者向けに加入業務や資産運用サービスを展開する。
商社が同年金事業に参入するのは初めて。このほど伊藤忠が、MYDCに1億円を出資した。出資比率は十数%とみられる。伊藤忠は既に社外取締役1人をMYDCに派遣した。
MYDCは個人型確定拠出年金の加入受け付けや情報提供を手がける運営管理事業者。親会社で投資運用事業を展開する、お金のデザイン(東京都港区)が開発した投資家向け資産運用提案の技術を活用し、17年にサービスを始める。
利用者がウェブを通じて、年齢や家族構成、資産運用経験などの質問...
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(2016/12/16 05:00)
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