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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/12/16 05:00)
日産自動車は、現行車に関わる総コストを年率5%のペースで削減する目標を2017年度以降も設定する。総コスト削減は16年度を最終年度とする中期計画の柱の一つとして導入した。販売競争の激化や原材料価格の上昇を見据え、次期中期計画でも継続して取り組む。自動運転や“つながる車”など車業界の競争領域の拡大もあり、コスト競争力を高めて収益力を強化する。
日産は量産する車種について、サプライヤーからの納入価格の引き下げを含めた調達、物流、生産までの総コスト「トータルデリバリーコスト(TDC)」を、年率平均で5%削減する目標を設定している。11−16年度の中期計画「パワー88」の中核となる施策。このコスト削減活動を、17年度以降も継続する。
山内康裕チーフコンペティティブオフィサー(CCO)は「原材料価格が上がる可能性が高く、それを吸収するために今後も年5%のTDC削減が必要」との認識を示した。例...
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(2016/12/16 05:00)
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