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[ 環境・エネルギー ]
(2017/1/13 05:00)
三菱商事は蓄電システムの販売事業でインド市場に参入する。印タタグループなどと組み、発電量や電力需要の変動に対応する大容量蓄電システムの実証実験を今夏に始める。インド政府は電力インフラの増強と環境対策として再生可能エネルギーの普及を掲げるが、発電量が不安定なため、蓄電池の導入拡大が見込まれる。三菱商事は実証を通じて、電力供給系統の安定化や発電コスト削減が見込める点を訴求し、蓄電システムを拡販する。
三菱商事は2016年に、米AESエナジー・ストレージとアジア・オセアニア地域での蓄電システムの販売事業で提携した。今回の実証を皮切りにインド市場を開拓するほか、インド以外の国で同システムと再生可能エネルギー発電を組み合わせた事業展開も検討する。
実証実験はデリー北部・北西部。現地配電事業者のタタ・パワー・デリー・ディストリビューション・リミテッド(TPDDL)、米発電会社のAESコーポレー...
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(2017/1/13 05:00)
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