【電子版】米アップルの１０～１２月期、４期連続減益―ｉＰｈｏｎｅ販売は上向く

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  アップルのティム・クックCEO（ブルームバーグ）

【シリコンバレー時事】米アップルが３１日発表した２０１６年１０～１２月期決算は、売上高が前年同期比３・３％増の７８３億５１００万ドル（約８兆８４００億円）、純利益が２・６％減の１７８億９１００万ドルとなった。中国市場で苦戦が続き、４四半期連続の減益。

ただ、低迷していたスマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の販売台数は５％増の７８２９万台と、４四半期ぶりにプラスに転じた。タブレット型端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」は１９％減の１３０８万台と１２四半期連続で前年割れ。

地域別の売上高は、中国（台湾と香港含む）が１２％減と苦戦。日本は２０％増と好調を維持した。