【電子版】独ダイムラーが米ウーバーに自動運転車提供、配車サービスで利用

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  CES2017にダイムラーが出展した「コンセプトEQ」の車内。独ヒアの3D地図システムを利用している（ダイムラー提供）

【シリコンバレー時事】スマートフォンを利用した配車サービス大手の米ウーバー・テクノロジーズは３１日、独自動車大手ダイムラーと自動運転車を使った配車サービスで提携すると発表した。ダイムラーは高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」の自動運転車を提供するとともに、事業運営でも協力する。

ウーバーは今後数年以内に配車サービスに自動運転車を投入する計画だが、昨年８月には、スウェーデンのボルボ・カーズとの共同開発を発表。既にボルボや米フォード・モーターの乗用車をベースとした自動運転車を使い、配車サービスの実証試験を始めている。

ウーバーは自動運転システムの自社開発も行っているが、車体製造のノウハウがないため、自動車各社との提携を加速させている。

ウーバーとダイムラーは自動運転トラックの開発にも力を入れており、配送サービスなどでの提携も視野に入れているとみられる。