【電子版】中国イノベーション事情（２）急拡大する料理のネットデリバリー市場

１３億人の胃袋を掴もう

１月末から中国の旧正月が始まった。中国の旧正月といえば、おせち料理が一番の楽しみであるが、近年、家で作るより、レストランで食べるか、レストランに料理を頼み、テイクアウトして家で食べるケースが増えている。実はお正月以外でも、職場や自宅にいながら、ネットで注文しデリバリーしてもらうスタイルが流行っている。

２０１６年の料理のネット注文市場の売上高は約１７６１億元（約２兆８１７６万円、１元＝１６円で換算）で、１５年の約４．６倍と急拡大中。生活スタイルの変化と市場の拡大が、料理のネット注文・デリバリーサービス業者の間に猛烈な競争をもたらしている。

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