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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/2/24 09:30)
【ニューヨーク時事】ステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスは23日、ニューヨーク・マンハッタンのイーストビレッジ地区に海外1号店を開いた。現地で珍しい立ち食い形式や低価格などをアピールし、ステーキの本場に挑む。
ニューヨーク店でもしょうゆベースのソースに好みでわさびなどを付けるスタイルを踏襲し、日本流の「Jステーキ」として売り込む。300グラムでリブロースは27ドル(約3000円)、サーロインは24ドル(約2700円)。日本より割高にした分、チップは取らない。
オープンと同時に店を訪れたマンハッタン在住の自営業ジェイコブ・ノバクさん(33)は「立食にはすぐ慣れると思う。ランチには少し高いが、ステーキにしては安い」と満足げだった。
ペッパーフードの一瀬邦夫社長は「おいしい物を短時間で食べるという考え方はニューヨークでも通用する」と成功に自信を示した。
「いきなり!ステーキ」は2013年12月に東京・銀座に1号店がオープン。グラム単位の量り売りステーキを手頃な価格で食べられることが人気を呼び、約3年間で全国116店舗まで拡大した。
(2017/2/24 09:30)