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(2017/2/28 05:00)
■アクセスランキング・ベスト10(2/20~2/26)
1位 東芝、半導体事業売却で8000億円調達へ-アップルなど関心示す
2位 ニコン、生産拠点は維持-カメラ事業立て直しでミラーレス早期拡充
3位 東芝半導体、台湾TSMCが出資に名乗り 協業拡大模索か
4位 三菱ふそう、小型エンジン 単独開発を復活-19年以降、量販車に搭載
5位 クロール泳ぎの水抵抗、速度の3乗に比例−筑波大など、定説覆す
6位 国交省、今秋にも羽田空港を改修−第2ターミナルに国際線
7位 東芝半導体、サムスン電子の対抗軸に−出資候補の関心と思惑
8位 NECと富士通、サイバー防衛体制を再構築 世界でAIが常時監視
9位 東芝半導体新会社、株の過半売却決定へ-「主導権の確保」焦点
10位 深層断面/アスクル物流倉庫、東京ドーム1個分焼損−鎮火めど立たず、業績に暗雲
■解説:NECと富士通、サイバー防衛体制を再構築 世界でAIが常時監視
1位は米国で、2位が日本、3位イタリア、4位豪州、5位ポーランド…。これは2016年6月にサイバー攻撃を受けた国を多い順に並べたランキングだ(AutoFocus調べ)。日本が多いのはなぜかというと、攻撃者にとってお金になるため、と言われている。とくに最近はファイルを暗号化して開けないようにし、復号化する代わりに身代金(ランサム)を取るランサムウエアや、重要データの奪取を狙った標的型攻撃が目立つ。いずれも個人だけでなく、企業の業務に多大な影響を及ぼすため、要注意だ。
攻撃と防御は戦闘の基本だが、ことインターネットでは、防御に対して攻撃が圧倒的に優位に立つ。というのも、サイバー攻撃に必要なマルウエアや自動化ツールキットなどがネット上で手軽に入手可能であることがまず挙げられる。加えて、容易に金儲けできることから、腕に覚えのある人材が攻撃する側に流れ、防御の裏をかく「悪の技術革新」の進展も驚くほど速まっている。個人や企業は、サイバー空間では攻撃側が上手ということを常に念頭に置いて、日頃から対処を怠らないことが求められる。
(2017/2/28 05:00)