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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/8 14:00)
(ブルームバーグ)イタリアのランボルギーニは6日、「ウラカン」シリーズの最新モデル「ウラカン・ペルフォルマンテ」の概要を、ジュネーブ自動車ショーでの正式発表に先立ち発表した。
ペルフォルマンテは640馬力で、ピレリの「Pゼロ・コルサ」タイヤを装備。サスペンションは再設計され、トラクションコントロールの性能が向上した。自然吸気式のV10エンジンと、安定性が高く反応が極めて速い7速のデュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)を採用した。炭素繊維を配合した素材を使用することで車両重量は1382キロと、ベースモデルより40キロ近く軽量化した。
技術面では、車体の随所にある吸気口の開閉を電気制御することで抵抗を少なくし、車体を地面に押さえつけようとする空気の力(ダウンフォース)を強くする、ALAと呼ばれる新システムを採用した。
こうした改良は十分な成果を生んでいるようだ。先週には、ドイツのニュルブルクリンクのコースでペルフォルマンテが量産車で最速のラップタイムを記録したと報じられており、ランボルギーニは6日、これを確認した。
ランボルギーニによると、ペルフォルマンテは静止状態から2.9秒未満で時速60マイル(97キロメートル)に達する。この夏発売予定で、米国での販売価格は27万4390ドル(約3130万円)から。
原題: New Huracán Performante Is the Most Powerful V10 Lamborghini Ever(抜粋)
【ジュネーブ自動車ショーを前にランボルギーニが開いた記者発表会(同社提供)】
(2017/3/8 14:00)