[ ロボット ]

情報学研、VRでロボと生活-リアルタイム通信が可能

(2017/4/21 05:00)

共同作業を検証

国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系の稲邑哲也准教授は、ロボットとの日常生活をシミュレーションするVR(仮想現実)システム「SIGVerse」(シグバース)を開発した。ヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)に生活空間を再現し、片付けや留守番などロボットとの共同作業を検証できる。人間と機体を合わせて10程度のリアルタイム通信が可能。実機が不要で大量の対話データを集めやすい。ロボット国際競技会の競技システムに採用された。

  • SIGVerseのイメージ。部屋の左側では子どもがロボットと積み木遊び、右側ではおじいさんがロボットにお茶をとってもらっている。下段はロボットやアバターの視点(情報学研提供)

VR上の生活空間に人間の分身となるアバターやロボットを配置する。アバターはモーションキャプチャーシステムで人間の動きをそのまま再現し、ロボットは遠隔操縦や自律制御で動作させる。お菓子を指して「僕にも頂戴」と依頼するなど、人間の曖昧な命令に対してロボットが正しく対応できるかシミュ...

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(2017/4/21 05:00)

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