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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/5/19 05:00)
大成建設は山岳トンネル工事の発破掘削で、現場状況に最適な削孔パターンを設定できる削孔支援機能を開発した。掘削機械のドリルジャンボ(写真)に搭載して用いる。削孔支援機能がない場合と比べ、設計断面より余分に掘削する割合を大幅に低減できる。今後山岳トンネル工事に導入し、生産性向上につなげる。
大成建設が開発した削孔支援機能は、掘削する現場の目視情報と測量機器による断面計測の結果から、図面化と定量化を行う。その情報を基に削孔パターンを見直して施工する。一連のサイクルを繰り返すことにより削孔パターンを調整でき、余分に掘削する割合を低減する。
同社は削孔支援機能を搭載したドリルジャンボを、新名神高速道路竜王山トンネル工事(大阪府茨木市)に試験導入した。従来と比べ、設計断面より余分に掘削する割合を約50%低減した。
掘削作業の効率化やコスト削減などに寄与すると見ている。
(2017/5/19 05:00)
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