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[ エレクトロニクス ]
(2017/5/30 05:00)
富士電機は半導体製品の生産能力を引き上げる。2018年3月期に122億円を投じ、パワー半導体の月産能力を前期比40%増(直径200ミリメートルシリコンウエハー換算)にするほか、エアコン用のインテリジェントパワーモジュール(IPM)の生産能力を倍増する。半導体分野で100億円を超える設備投資は3年ぶり。生産体制を整え、高い市場の成長が見込める自動車や産業機器向け半導体で、旺盛な需要を取り込む。
ウエハー加工などを手がける国内拠点や、主に組み立てなどを行う国内、海外の拠点に投資する。生産ラインを増設するほか、ラインを改良して生産効率を高める。
シリコンウエハーを加工するパワー半導体の前工程では、主力拠点である松本工場(長野県松本市)で直径200ミリメートルウエハーの生産能力を現在の月産3000枚から同5000枚に、山梨製作所(山梨県南アルプス市)では同9000枚から1万2000枚まで引...
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(2017/5/30 05:00)
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