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[ 金融・商況 ]
(2017/5/30 05:00)
SBIホールディングス(HD)傘下の保険持ち株会社であるSBIインシュアランスグループ(東京都港区)が、2018年度後半の新規株式公開(IPO)を目指し、主幹事にみずほ証券を選定した。IPOにより資金調達方法を多様化し、証券やネット銀行に比べ知名度が低い保険事業のブランドが向上、成長を加速する。
SBIインシュアランスグループは、保険事業のIPOを目指して設立された中間持ち株会社で、SBI生命保険、SBI損害保険、SBI少短保険HDなどを傘下に持つ。いずれもインターネットに特化したビジネスを展開している。これまで保険事業で増資が必要な場合はSBIHDが引き受けていたが、IPOで市場からの調達も可能になる。
みずほ証券はIPOの主幹事業務で件数ベースでは16年に業界トップ。最近は特にITやロボットなど、先端技術関連企業の発掘に力を入れている。
SBIHDはネット証券やネット銀行を中心に...
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(2017/5/30 05:00)
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