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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/6/10 05:00)
【那覇】セブン-イレブンジャパンは9日、那覇市で会見し2020年2月期に沖縄県へ初進出すると発表した。出店から5年で250店舗に広げる。まずは最大の商圏である那覇市を中心に初年度50店をオープンする。
「地域に根ざした店舗展開が必要」(古屋一樹社長)として、同社初の全額出資の現地法人を17年中に設立し運営する。商品展開では県民の嗜好(しこう)に合わせて、ファストフードを強化する。
競合との差別化について古屋社長は「製品の質」を強調した。出店においてはエリアフランチャイズ方式は導入せず、店舗オーナーを今回の発表を機に正式に募集を始める。
また沖縄を、アジアに向けたプライベートブランド「セブンプレミアム」の輸送拠点とする考えも明らかにした。経済特区の活用も視野に入れる。
沖縄進出で同社は47都道府県すべてに出店することとなる。
(2017/6/10 05:00)