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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/6/13 05:00)
鹿島は建築工事で、人工知能(AI)と人間の知見を融合した自動施工計画ツールを導入する。建物に関するさまざまな情報を持つ3次元(3D)モデリング技術を基に、AIが複数パターンの施工計画を提示し、現場管理者がさまざまな条件を勘案して最適な施工計画を選ぶ。2018年度中に試作版を現場に導入する。作業を効率化し、生産性向上につなげていく。
鹿島は三菱総合研究所と共同で、AIの施工計画への活用を検討してきた。3Dモデリング技術のビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)を基に、これまで約400現場の施工パターンを解析した。
AIがコストや工期、仕事量など現場の条件に適した施工計画を複数提案し、現場管理者がその中から実行する計画を判断する。今夏にも初期段階の試作版が完成する予定。建築工事の初期工程である工区割りなどで、複数パターンの施工計画を提案する。
従来、施工計画は現場管理者がコ...
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(2017/6/13 05:00)
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