15分でマイコプラズマ感染判定−デンカ生研が抗原キット

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デンカグループのデンカ生研（東京都中央区、綾部光邦社長、０３・６２１４・３２３１）は、マイコプラズマ抗原キット「クイックナビ　マイコプラズマ＝写真」を７月１２日に発売する。フロックスワブで咽頭ぬぐい液を採取し、１５分の反応時間で感染の有無を判定する。臨床試験では、遺伝子検査法（ＬＡＭＰ法）に比べて陽性一致率が８１・４％、陰性一致率が１００％と優れた感度と特異度を示した。

イムノクロマト法試薬で、咽頭から採取した検体中からマイコプラズマ肺炎の原因となるマイコプラズマニューモニエ抗原を検出する。１０回用で消費税抜きの価格は１万５０００円。同社と大塚製薬が販売する。

デンカ生研はクイックナビシリーズとして、インフルエンザウイルスやノロウイルス、Ａ群β溶血連鎖球菌などの検査試薬を展開している。