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[ エレクトロニクス ]
(2017/6/22 13:30)
【新北(台湾北部)時事】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は22日、東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の買収について、「まだ大きな機会がある」と述べ、改めて意欲を示した。新北市内の本社で開かれた鴻海の株主総会で語った。
東芝は21日、子会社の売却先について、政府系ファンドの産業革新機構を中心とする「日米韓連合」と優先的に交渉することを決めた。しかし、郭会長は「まだ終わっていない。これはシャープ(買収)の案件と似ている」と指摘し、最後まで諦めない姿勢を見せた。
株主総会に出席した鴻海傘下シャープの戴正呉社長も記者団に対し、「まだチャンスはある。最後の最後まで挑戦する」と郭会長と同様の考えを表明した。
(2017/6/22 13:30)