- トップ
- エレクトロニクスニュース
- 記事詳細
[ エレクトロニクス ]
(2017/6/28 05:00)
【横浜】KIホールディングス(HD)傘下のコイト電工(静岡県長泉町、山口常雄社長、055・988・7101)は、従来より厚さを約5分の1、重さを2分の1にした「フラット型車両用交通信号灯器=写真下」を発売した。薄型で軽量のため、風や雪の影響を受けにくく、施工時の作業負担も軽減できる。価格は公表していない。初年度に1万灯以上の設置を目指す。
警察庁が信号灯器の仕様を2017年2月に変更したことを受けて、小型化した。従来はレンズ直径が30センチメートルだったが、25センチメートルに変更。明るさは従来と同等。これにより、生産コストも約10%減少した。同信号灯器の大きさは、高さ360ミリ×幅1050ミリ×奥行き60ミリメートル。アルミニウム合金製で、重量は9・9キログラム。
同信号灯器は22日に、大阪市鶴見区の交差点に小型化信号灯器として第1号が設置された。引き続き全国への訴求を目指す。
(2017/6/28 05:00)