[ 機械 ]
(2017/6/28 05:00)
【鳥取】ササヤマ(鳥取市、笹山勝社長、0858・85・3380)は27日、米テネシー州にプレス金型の製造販売を手がける子会社を設立し、8月に稼働すると発表した。提携関係にあった住友商事の現地子会社が金型事業から撤退するため、独自資本で米国に進出する。2020年7月期に売上高420万ドル(約4億7000万円)を目指す。
設立した「ササヤマUSA」は資本金50万ドル(約5600万円)でササヤマが全額出資する。テネシー州ナッシュビル近郊ラ・バーグに暫定的に本社を置き、12月には同州マーフリーズボロに移転する。従業員7人で自動車部品用プレス金型の設計製作や金型のメンテナンスを手がける。
00年に住友商事子会社の米スチール・サミットと業務提携し、日本から金型を輸出するほか、現地でメンテなどのサービスを手がけてきた。米国向け金型輸出はササヤマの売上高の20―30%を占めるまでになっており、提携先の撤退後も独自で事業を継続する。
(2017/6/28 05:00)
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