[ 機械 ]
(2017/7/4 05:00)
【アマダ/IoT「Vファクトリー」実演】
アマダホールディングスは新型のファイバーレーザー加工機「ENSIS―3015AJ(3キロワット)=写真」など6機種を出展する。このほかの新機種はファイバーレーザー溶接システム、サーボプレスの全3機種。同社のIoT(モノのインターネット)「Vファクトリー」を実演とスクリーンを通じて紹介する。
【ヤマザキマザック/高反射材や薄板・中板高速切断】
ヤマザキマザックはダイレクト・ダイオード・レーザー(DDL)採用の新型レーザー加工機「OPTIPLEX 3015 DDL=写真」を出展する。DDLは波長が短く熱吸収率が高いため、高反射材や薄板・中板を高速切断できる。エネルギー変換効率は二酸化炭素(CO2)レーザーの4―5倍で、高生産性と省エネを両立させた。
【渋谷工業/焦点距離の自動調整機能を搭載】
渋谷工業は二酸化炭素(CO2)レーザー加工機「武蔵SPL6025型=写真」を出展する。焦点距離を自動調整する「オートフォーカス機能」を標準搭載。IoT(モノのインターネット)による遠隔サポートにも対応。加工時間は前モデル比で平均13%短縮。アシストガス消費量は30%減少。集塵効率は30%以上向上した。
【榎本機工/CFRTPのシート高速成形】
榎本機工(相模原市)の「160RES型=写真」はプレス能力1600キロニュートンのスクリュープレス。炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)のシートを毎秒100ミリメートル以上の高速で成形できる。金型への搬送と取り出しはロボットが行い、自動化と短時間成形を提案する。その他、スクリュープレスによる冷間鍛造も実演する。
【アミノ/トライプレス連続加工実演】
アミノ(静岡県富士宮市)は異種複合材(マルチマテリアル)化に対応するトライプレス(写真)をテーマに実演展示を行う。さまざまなモーションの選択・設定の自由度、独自開発システムによるプレス情報の見える化など加工の高度化を支援する。冷間ハイテン、ホットスタンピング、アルミニウム成形を同一金型で連続加工実演も行う。
(2017/7/4 05:00)