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(2017/7/7 05:00)
日刊工業新聞社が10日発売する月刊誌「機械設計8月特別増大号=写真」では、モーターの「センサレス制御」を特集する。同技術は、位置センサーを使わずにモーターの回転を制御する技術。特集ではその基礎と活用例を紹介する。
モーターは世界の総電力消費量の半分以上を占めると言われる。さまざまな機械の動力源となるモーターの省エネ化のために、効率に優れた永久磁石モーターを採用する動きが広がりつつある。このモーターの普及のカギになるのが制御技術で、特に「センサレス制御」は位置センサーを省略できる分、電力消費量を抑え、機器の小型化が図れる。
従来、同技術はモーターを中高速領域で回転する用途でのみ使われてきた。しかし、最近になって低速域での回転や高精度な制御を可能にする技術開発が進んでおり、空調設備や医療機器、ロボットなどさまざまな分野への活用が期待されている。
特集では同技術の原理や種類、最近の技術開発の動向を解説する。また、同技術を採用した具体的な製品開発事例を紹介する。
(2017/7/7 05:00)
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