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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/7/7 05:00)
帝人は6日、無線識別(RFID)タグと2次元通信シートを組み合わせた物品管理システム「レコピック」の実証実験結果を聖路加国際病院と発表した。2015年度から輸液ポンプなど医療機器の在庫管理で実証実験を行った結果、機器の余剰在庫がある最も近い病棟を瞬時に把握できることを確認し、機器を搬送する看護師の負担が85%軽減された。医療機器の使用時間や使用台数から機器の適正な在庫台数も算出でき、約1900万円相当の機器の削減余地があることが分かった。
同病院は良好な結果を踏まえ、レコピックによる管理点数を広げる方針だ。
帝人は大型病院に売り込みを強化し、20年度に売上高20億円以上を目指す。
レコピックは極超短波(UHF)帯のRFIDタグを付けた物品が通信シートを敷いた棚から取り出されると、移動情報が集められ物品の入出庫や所在を適時に把握できる。
(2017/7/7 05:00)
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