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(2017/7/25 05:00)
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■解説:【電子版】IBMが次世代大型機、データ暗号化を高速処理 ブロックチェーン・クラウドに導入(7/17)
IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)、クラウドを本格的にビジネスに活用する時代を迎え、そこでは、いかに大量かつ良質の情報、データを収集・分析できるかが決め手となっている。加えて情報セキュリティーの対策や投資も待ったなしだ。
かつて、米国家安全保障局(NSA)による個人情報の大量収集と国民監視の実態を告発したエドワード・スノーデン氏は、「(情報を読み取る)グーグルは使うな。データは専用ソフトで暗号化しろ」と警告したが、それを単なる戯言と笑い飛ばすわけにはいかない。
とりわけ、業務関連で暗号化の需要は高いものの、コンピューターシステムの負荷が高く、運用コストがかかる上、全体の処理速度に影響を及ぼすといった課題があり、普及がなかなか進んでいなかった。そこに目を付け、暗号化処理を高速かつ比較的低コストに実行できるメーンフレーム(大型汎用コンピューター)を商品化したのがIBM。情報システムが高度化・複雑化すればするほど、安心・安全のためのインフラが重要になる。
(2017/7/25 05:00)