[ 地域経済 ]

計算科学振興財団、AI・機械学習の活用法伝授 スパコンで実践

(2017/8/1 05:00)

  • 4月からAI・機械学習仕様のシステムをFOCUSスパコンの一部に導入し運用を始めた

【神戸】計算科学振興財団(神戸市中央区、秋山喜久理事長、078・599・5020)は、スーパーコンピューター(スパコン)のデータ分析において人工知能(AI)と機械学習を活用する企業向けセミナーを始めた。2018年3月までに計10回開く。データ分析を効率化するAI・機械学習の基礎や活用法を伝授する。同財団が運営する産業向けスパコン「FOCUSスパコン」での実践を促し、17年度のスパコン利用で過去最高だった前年度利用実績(163法人)の更新を狙う。

AI・機械学習はスパコンで得た膨大なデータ分析の効率化に役立つ。企業のスパコン利用では開発期間の短縮やシミュレーション精度の向上などで成果があるが、スパコンの高機能化に伴いデータ量も増加。分析にかかる時間や人手の削減が課題となっている。

同財団はスパコンを企業中心に貸し出す国内唯一の公的機関。4月にAIによるディープラーニング(深層学習)仕様のシステムをFOCUSスパコンの一部に導入し、運用を始めた。

(2017/8/1 05:00)

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