[ ICT ]
(2017/8/24 15:30)
【ニューヨーク時事】韓国サムスン電子は23日、スマートフォンの主力機種「ギャラクシーノート8」を9月中旬に発売すると発表した。昨年10月に発火問題で販売・製造中止に追い込まれた「ノート7」の後継機。安全性を強化した新型機の投入で、消費者の信頼を取り戻し、傷ついたブランドの回復を目指す。
画面は6・3インチと、これまでのノートシリーズで最大。シリーズの特徴であるタッチペンの操作性を向上させたほか、カメラを二つ搭載し、同時に近景と遠景を鮮明に撮影できる。眼球や指紋による生体認証、防水機能も盛り込んだ。
サムスンは「ノート8」の発売で、アップルが年内に投入するとみられる「iPhone(アイフォーン)」の10周年モデルに対抗する。高東真・無線事業部長はニューヨークで開かれた発表イベントで「(発火問題という)昨年に起こったことは決して忘れない。今、快適にさまざまな機能を使える大画面のスマホをお届けする」とアピールした。
(2017/8/24 15:30)