[ 機械 ]
(2017/9/4 05:00)
アマダホールディングス(HD)は、板金加工に使う金型の新工場「T876工場=写真」(岐阜県土岐市)の稼働を始めた。1日24時間365日稼働する自動化工場がコンセプト。工場の人数は従来の3分の1の2人とした。始動式典後に、岡本満夫会長兼最高経営責任者(CEO)は「金型を使う当社機械は世界に3万5000台ある。金型の供給責任を果たしたい」と意欲を述べた。
設備投資額は100億円。うち80億円以上を機械設備に投じた。生産能力を従来比1.5倍に増やし、納期を半減させる。ほぼ無人の生産体制とし、約130台の加工機を使い月4万2000個を生産する。延べ床面積は5820平方メートル。
オークマの複合加工機を中心に生産ラインを構築。神奈川県伊勢原市の旧工場では人手で対応していたバリ取りや検査などの工程も専用装置や検査機器に置き換えて、自動化した。
(2017/9/4 05:00)
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