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[ 科学技術・大学 ]
(2017/9/7 17:30)
GPS・通信影響の恐れ
情報通信研究機構は7日、大規模な太陽フレア(表面の爆発現象)が観測され、全地球測位システム(GPS)や電波通信などに影響を与える可能性があるとして、注意を呼び掛けた。
情報機構によると、大規模フレアは6日に2回発生した。このうち午後8時53分(日本時間)に発生したフレアは、2006年12月5日以来、11年ぶりの規模という。
機構はフレアに伴って放出された放射線や高エネルギー粒子が8日午後3時ごろ、地球に到達すると予想。到達後の数日間は、GPSの測位誤差増大や地上の電波通信の障害、人工衛星の故障などの恐れが高まるとしている。(時事)
政府も注意喚起、官房長官「引き続き情報収集」
菅義偉官房長官は8日午前の記者会見で、大規模な太陽フレア(表面の爆発現象)の観測を受け、総務省を通じて携帯電話や航空、放送などの事業者に対し、情報提供と注意喚起を行っていることを明らかにした。放出された放射線や高エネルギー粒子により、通信障害などが懸念されるため。
放射線は8日午後3時ごろ、地球に到達すると予想されている。菅氏は「関係府省が連携し、引き続き情報収集している」と強調した。(時事)
(2017/9/7 17:30)