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[ エレクトロニクス ]
(2017/9/13 05:00)
中国・天馬微電子股分有限公司は、車載向け有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネル事業に参入する。年内に耐久性など車載向け性能を満たすパネル技術を確立し、2018年にサンプル出荷を始める見通し。21年頃の量産を目指す。同社は車載パネル事業に力を入れており、3年前に2―3%だった世界シェアは直近で9%程度まで伸びたという。耐久性を高めた有機ELパネルを投入し、車載向け事業を拡大する。
有機ELパネルは天馬微電子の日本法人であるTianmaJapan(テンマ・ジャパン、川崎市幸区)が開発する。テンマ・ジャパンは秋田工場(秋田市)で研究開発用の製造ラインを設置しており、有機EL材料の長寿命化などの開発を進めている。
天馬は中国・上海市の工場に有機ELパネルの生産ラインがある。車載向け有機ELパネルを量産化する際は、このラインの活用を視野に入れる。
有機...
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(2017/9/13 05:00)
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