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[ 中小・ベンチャー ]
(2017/9/15 05:00)
中堅・中小企業が学生確保に苦心している。マイナビ(東京都千代田区)が実施した2018年卒業予定の全国大学生・大学院生を対象とした調査によると、8月末時点での内々定率は82・7%。前年同月を5・2ポイント上回り、売り手市場の傾向が明確になった。そんな中、中堅・中小企業が有効な手段とするのがインターンシップ(就業体験)。知名度アップや入社後のミスマッチ防止につながるとして、活用が広がっている。
工業用ゴム成形部品を手がける錦城護謨(大阪府八尾市)はインターン生から毎年1、2人を社員に採用している。07年にインターンシップを始め、10年間の累計は10人程度。「離職者はゼロ」(太田泰造社長)だ。
インターンシップには入社1―3年の社員と内定者も参加する。学生2人を含む7人程度のチームを五つ作り、販売戦略の課題に2日間挑む。「年齢が近い社員と一緒に取り組むことで当社で働くイメージができる」と...
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(2017/9/15 05:00)
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