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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/9/22 11:00)
【ニューヨーク時事】独自動車大手ダイムラーは21日、米南部アラバマ州のタスカルーサ工場に計10億ドル(約1120億円)を投じ、電気自動車(EV)の生産体制を整えると発表した。600人の雇用創出を見込む。
スポーツ用多目的車(SUV)のEVモデルの生産を、2020年代初めにも開始する計画。傘下の高級車「メルセデス・ベンツ」が立ち上げたEV専用ブランド「EQ」から発売する。組立工場の近くには電池工場も建設する。
ダイムラーは、EVを次世代エコカーの柱と位置付け、22年までに新たに10車種以上を投入するほか、全車種にハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む電動車モデルを加える予定。7月には、中国で20年にEV生産を開始すると発表するなど関連投資を加速させており、今回の投資で米国もEVの供給網に組み込む。
(2017/9/22 11:00)