小野薬品と米ブリストル、胃がんで初の適応承認

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  がん免疫治療薬「オプジーボ」

小野薬品工業と米ブリストル・マイヤーズスクイブはがん免疫治療薬「オプジーボ（一般名ニボルマブ）」で、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対する効能追加が承認された。免疫チェックポイント阻害薬として、胃がんで適応承認されたのは世界で初めて。同社が実施した国際共同第３相臨床試験での結果、１２カ月の生存率はプラセボ（偽薬）が１０・９％だった一方、オプジーボ群で２６・２％になるなど、世界で初めて全生存期間の延長を示した。国立がん研究センターによると国内の胃がん患者数は１３万３０００人で、死亡者数は約４万７０００人。