米ＷＤ、東芝メモリ売却仮差し止め請求

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米ウエスタンデジタル（ＷＤ）は２６日、東芝が半導体子会社「東芝メモリ」の売却先を米ファンドのベインキャピタルが主導する「日米韓連合」に決めたことをめぐり、国際商業会議所（ＩＣＣ）国際仲裁裁判所に暫定的な売却差し止めを求める考えを公表した。ＷＤによると２０１８年初旬には判断が下されるという。暫定的差し止めが認められれば、東芝メモリ売却が困難になる可能性がある。

東芝と提携するＷＤは、同意のない東芝メモリ売却は契約違反と主張し、仲裁裁に売却差し止めを申し立てた。近く審理が始まる見通し。ＷＤは最終判断は１９年まで下されないとみて、その前に１０月初旬に暫定的差し止めを求める予定。