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[ 環境・エネルギー ]
(2017/9/28 15:00)
【ニューヨーク時事】東芝の米原発子会社で経営破綻したウェスチングハウス(WH)に対し、米投資ファンドのブラックストーン・グループが事業の買収を検討していることが27日、明らかになった。ロイター通信が報じた。
WHの企業価値は40億ドル(約4500億円)程度とみられているという。売却がうまくいけば東芝の損失が減る可能性がある。
ブラックストーンは、米ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと共同で買収を提案する見通し。WHに対しては、同じく米ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントも原発部品メーカーと共同での買収を検討しているという。
WHは3月、約98億ドルの負債を抱えて米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。中国やロシアの企業も買収に関心を示しているとされるが、米政府は安全保障上の問題から否定的だ。
(2017/9/28 15:00)